リアルな空間で通常の外来を、バーチャルな空間で新型コロナ発熱外来を。

オンライン診療 by Hospital Support導入の背景

オンライン診療を導入していただくことになったきっかけを教えてください。

6~7年くらい前、オンライン診療が流行りだした頃に、他社のシステムを試しに導入したことがありました。当時は色々と規制が多く、オンライン診療が世間的にあまり浸透していないこともあり、患者様から重宝がられることもありませんでした。一方で手間とコストがかかっていたので、差別化のために導入したにも関わらず、医院の収益にとっては逆効果になっていました。結果として1年も使わずにやめてしまいまいました。しかし、コロナ渦になりオンライン診療が見直されたことに加え、受診できない人が増えたことでニーズがあるだろうと思いましたので始めました。

Hospital Supportを導入していただいた理由を教えてください。

他社比較をした上でHospital Supportに決めたのはコスト面が大きいです。従量課金というのもそうですし、他社は初期費用や月額料金だけで何十万とかかるので、それは少し嫌でした。診療した分だけ請求されるのはいいのですが、基本料金がかかるのはもったいないと思ったので、最終的に残ったのはHospital Supportともう1社の2つです。2社のシステムを両方使っていこうと思っていたのですが、もう1社のシステムのサーバーが海外のものを使っているということがわかり、データが盗られてしまうことへの不安が払拭できなかったため、結局Hospital Supportのみを利用することにしました。

どのような患者様に対してオンライン診療をお使いですか?

対象の患者様は内科全般です。コロナ重症化のリスクの高い高血圧や糖尿病などの生活習慣病や、その他慢性疾患の患者様は、来院することが難しくなってしまったため利用しています。また、これまで会社の近くという理由で受診していた方で、コロナ渦によって家でリモートワークを始めることになり、通院困難になってしまった方にも活用しています。年代でいうと幅広く、20代~50代前半の方が利用しています。生活習慣病の多い40~50代前半の患者様が特に多く利用している印象です。

『この時間だったら対応できる』という風に柔軟に対応ができる

Hospital Supportの機能の中で気に入っているものを教えてください

オンライン診療の枠が埋まっている日時にオンライン診察の希望があった場合に、医院側で即座に枠を増やすことができる点が良いです。患者様からお電話で『こういう状況で、電話かオンラインで診察をしてほしい』といったご希望に対し、『この時間であれば本日対応できます』という対応ができることがいいですね。

他社にもオンライン診療サービスがある中で、ホスピタルサポートを選んだ理由を教えてください。

導入にあたっての不安要素や心配点はございましたか?

操作が面倒でないかが一番気になっていました。スタッフが誰でもストレスなく使えることが大事なことだと思いますので、そこは心配していました。あとは価格ですね。操作性と費用面が一番の懸念点でした。

実際にご使用いただいていかがでしたか?

処方箋送信機能と決済機能が他社と違うところだと思います。Hospital Support導入前は、電話診療後に処方箋をFAXで送付し、会計について患者様に架電をしていました。対応が別々に2つ必要でしたので、それが大変でした。それが今は、処方箋をiPadでカシャっと撮って、iPadの中で操作するだけで薬局に処方箋を送信できます。導入前は操作方法が不安でしたが、今となっては、スタッフが誰であっても問題なく使えているので、手間が減ってよかったと思っています。また、患者様用のサポートセンターがあるのも助かっています。医院から患者様にくすりの窓口のサポートセンターの電話番号を伝えて、患者様からサポートセンターに電話をかけてもらい対応いただいています。こちらも時間が空いているときは全然問題ないのですが、外来が混んできてしまうと電話対応がなかなか難しいのでそれも助かりました。

あとがき

再診だけでなく、初診の患者様にも、患者様のご希望に寄り添い、柔軟にオンライン診療を取り入れられていました。そんなみらいメディカルクリニック茗荷谷様のお力となれるよう、今後もサービス品質の向上に努めて参ります。